彼岸のお墓参りやお盆など身近な先祖供養の目的や仕方を紹介
先祖供養の目的
お彼岸やお盆の際には、ご先祖様のお墓をお参りしたり仏壇に手を合わせたりして、供養を行うのが一般的です。こういった先祖供養には、どんな意味や目的があるのでしょうか。
主な目的として挙げられるのは、自分たちを見守ってくれているご先祖様への感謝の気持ちを示すこと、そのありがたみを実感することです。自分たちが今ここに生きているのはやはり昔にご先祖様がいたからであり、その感謝の気持ちを込めて、お彼岸やお盆の際にはお墓参りをして恩返しをすると良いでしょう。
先祖供養の仕方｜お経をあげたり、卒塔婆を立てる
先祖供養を行う場合は、基本的にお墓参りに行ったり、家の仏壇にお供えをしてお線香をあげたりするだけでも基本的には問題ありません。そういった形で亡くなった人へ感謝の気持ちを示したり、祈りを捧げたりすることも、立派な供養の一つだからです。
ただし、何か特別なことをしたいというのであれば、自分たちでお経をあげるのも良いでしょう。また、卒塔婆を立てるのも先祖供養の一つになります。お盆やお彼岸のタイミングを節目として、卒塔婆を立てることは決して珍しくありません。
先祖供養の仕方｜自宅の仏壇にお供え
先祖供養の方法としては、自宅の仏壇にお供え物を用意することはよく行われることです。お彼岸やお盆のタイミングでは、いつもより盛大にお供え物を用意したいと考える人も多いでしょう。
仏壇へのお供え物として一般的なのは、お香やお線香、お花（造花でも可）、水やお茶、果物やお菓子、ご飯などが挙げられます。ちなみに仏教では、肉や魚など、殺生を彷彿とさせるものはお供え物として相応しくないと考えられるため、これらのものは避けるようにしましょう。
